ブッダ・・いろいろ

ブッダ・・いろいろ

2011年5月29日

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5月28日から映画「手塚治虫のブッダ〜・・・」が。東京国立博物館でも特別展「手塚治虫のブッダ展」と、ブッダにまつわるイベントがぞくぞくと開催されている。ブッダは手塚治虫が作り上げた大作。はじめはお釈迦さまの伝記を書くはずだったのが、仏教とはなにか、生きるとはどういうことなのかなどの問題を展開しようと欲をだしていくうちに、たいへんなスケールになってしまったとのこと。この壮大な物語を映画化することには興味はあるが、ともすればストーリーにいろいろな要素をつめこみすぎたりすることが多く見られるので、映像とストーリーがちぐはぐにならない作品であることを望んでいます。

そんなことでこの漫画が家にあったことを思い出し捜す事数時間。しっかり保存していたと思っていたものがこの一冊しかない。確かに引っ越しした時にあまりに破損して状態の悪かった手塚作品の一部は処理してしまったが、ブッダがこれしか残っていなかったのには大ショックです。(新装版は出ています)

その代わりといっては何ですが、杉浦茂の漫画が出て来ました。手塚治虫ほど知られてはいないかもしれませんが、当時は新しい感覚のナンセンス・ギャグとして、後に赤塚不二夫など数々のクリエーターに影響を与えた人です。今見ても楽しくなります。

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